製品案内

ガス圧式加圧送水装置ナイアス

使用感を損なわず、水道料金を確実に削減!!ハネ水も減らします

電気やポンプがなくても、即消火活動ができる

  • 電気不要。地震や災害による停電時の火災でも、確実に作動します。
  • 電気のない所、受電のしにくい山間地、島にも 使用できます。
  • 小流量から大流量まで安定した吐出圧力が得られます。
  • 放水時に圧力変動が少なく、女性や高齢者でも容易に放水できます。

従来の設備を上回る高い信頼性

  • 静止機器なので経年変化による機械的な故障がきわめて少ない信頼性の高い装置です。
  • 貯水槽の水は窒素ガスで密封されているために、腐敗しにくい水です。

設備とメンテナンス費用が軽減

  • 動力電源が一切いらないので非常用電源や自家発電機が不要です。
  • 従来のポンプ動力の電力が不要になり電気料金がいりません。
  • 屋内や屋外、地下式ピットに収納できて、設置場所がすっきりします。
  • 窒素ガスは価格が安く、安全でクリーンな不活性ガスです。
設置例 日本植生WAT-6000(6m3)

高圧容器に貯蔵されている窒素ガスを減圧弁により仕様圧力に減圧します。減圧された窒素ガスを圧力水槽に送り込み加圧した状態にしておきます。消火栓設備においては消火栓ボックスのバルブを開けることによりホース先端のノズルより放水でき、またスプリンクラー設備においてはヘッドの作動と同時に放水して自動消火ができます。
※窒素ガス(N2)は空気中に78%も存在し、自然に優しい不活性ガスです。

WAT6000 WAT16000 WAT32000
圧力水槽有効水量(L)   6,000 16,000 32,000
定格吐出水量(L/min) 260 800 1,600
定格吐出圧(kgf/cm2 6.0 6.0 6.0
最高静水圧(kgf/cm2 6.9 6.9 7.2
圧力水槽(2種圧力容器)
最高使用圧力(kgf/cm2
9.9 9.9 9.9
設置ガス量(L)ボンベ本数 70,000/10本 168,000/24本 322,000/46本
吐出口径 50φ 100φ 125φ
試験配管 40φ 50φ 65φ
警報盤 電源 常用AC100V(停電時、予備電池自動切替)
材質/塗装 鋼板/塗装マンセル5Y7/1
警報 高圧ガス(低下)・水槽圧(上昇、低下)・減水・電源異常
外部供給 電源DC24V(通常電源時40W、停電時1.0Ah)
盤内配線 耐熱電線
バルブ類 主止水弁 外ネジJIS10K
逆止弁 スイング式JIS10K
塗 装 圧力容器内部タールエポキシ塗装 外部サビ止め塗装

油火災の消火に泡消火システム

操作要領

壁面などに設置された手動操作装置を開くことにより、天井面に設置された手動操作装置を開くことにより、天井面に設置された消火剤放出ヘッドから消火剤が放出されます。(放出時間は25~35秒)
液体燃料の火災は点火後、急速に拡大します。より早い消火剤放出が必要なことから有人の場所での設置は手動式をおすすめします。

システム構成

泡消火システムは以下のように構成されています。

  • 消火剤容器収納ユニット
  • 手動操作装置
  • 制御装置
  • 消火剤放出ヘッド及び送水管

使用機器

消火剤貯蔵容器には第2種圧力容器検定合格品を使用。
制御装置・消火剤放出ヘッド・手動操作装置等は消防設備基準適合品を使用。バルブ・送水管類については、JIS規格消防設備適合品を使用。

消火剤について

消火剤の成分は界面活性剤(食器洗浄剤と同様の性質)を使用。消火剤は泡状で放射され可燃物を覆い窒息、冷却作用により消火・延焼の抑制をします。
消火剤は航空機火災用などの消火剤としても多く使用され、ガソリンなどの消火には特に有効とされています。

型式 NAP-F80 NAP-F150
放出時間 30秒(35L/min・0.25Mpa、フォームヘッド4個の場合) 30秒(35L/min・0.25Mpa、フォームヘッド8個の場合)
放出圧力 0.25Mpa以上 0.25Mpa以上
消火剤量 80L 150L
泡薬液 3%(合成界面活性剤泡)濃度 3%(合成界面活性剤泡)濃度
吐出口径 32A 40A
寸法 L460×W395×H2090(mm) L600×W500×H2090(mm)
製品重量 119kg 191kg
運転重量 201kg 349kg
摘要 床面積20m2(12畳)以下程度のエリアに対し設置する
ことが出来ます。
放射ヘッド最大設置個数は4個以下としてください。
床面積40m2(24畳)以下程度のエリアに対し設置する
ことが出来ます。
放射ヘッド最大設置個数は8個以下としてください。